Knockin'on Throne's Door
2007年12月06日
待望の社内ツールできました!!!
新しいカヤックのオフィスは大きな縁側。みんなが輪になって働くのはいいけれど、対面側に行くのは、ぐるっと回らなければならないので結構大変です。
ましてやそれがトイレともなると、「行ったけどすでに人が入ってたーっ」みたいなこともちょくちょく。
席に戻るに戻れず、トイレの前をうろうろ…
最近の流行はGainer?いえいえ、いかに安価に作るかというのも今回のテーマです。
なぜならシリーズ化するつもりだからです。
そこで今回は人体赤外線センサの完成品が3000円程度で売っていたため、それを使いました。
またそれをUSBに入力するために、ジャンクのキーボードをバラして使いました。
人体の発する赤外線を感知するとリレーがオンになって導通する仕組みなので、キーボードのスイッチに直結するだけで完了です。
あとはLinuxでキーが押されたかどうかを監視して、反応があればその状態をWebサーバにPOSTします。
カヤックのトイレ状況は以下のアドレスで取得出来ます。
http://sensor.desktopdeco.jp/get/?keys=throne
パラメータのkeysは必須です。throneを指定することで、カヤック鎌倉本社2階のトイレの入室状況を知ることができます。
将来的には、カンマ区切りで複数のセンサーの状況を一気に得る事ができるようになります。
結果はXMLで得られます。パラメータにtype=jsonを指定することで、JSON形式での取得も可能です。
今回使用したハードウェアは以下の通りです。
・LinuxBoxとして玄人志向 玄箱HG(+適当なHDD)
・USB無線LANアダプタ
・人体赤外線センサ
・キーボードコントローラ基板
ハードウェア側は1台のキーボードコントローラで単純に数えても100個程度のスイッチとして使えるのでドアの開閉状況や降雨検知などにも利用出来ます。
(※ただし、スイッチの同時押しには制限があります。)
これが実際の現在のカヤックのトイレの使用状況です。
きっと使い道はないでしょうが、もし何か共感のようなものを感じ取ってしまった方はどうぞご利用ください。
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